自分の声で


ずいぶん以前に行ったライブハウスにて

その日聴きたかった人の対バンで
もうすぐメジャーデビューされるという人が出ていたのを思い出した。


ステージでの30分という時間の中、ご自身の歌よりも
ポピュラーなもののコピーを数多く歌っていたのはなんでやろう。


自分の声で
自分の歌を歌うひとに

私は惹かれるんやなぁと あらためて気づいた夜。

自分の想いを込めて
聴いてくださる方への想いを込めて
奏でる人に

心惹かれるんやなぁと あらためて感じている夜。

思うものがぐるぐると渦まいていて
纏まらないんだけど…。


想いを伝えるために

自分の声を、言葉を
そして、奏でる手を休めている場合じゃない。

φ3ミリの小さな石を 6個手に入れました。


これを全部留められたなら

私も話せるようになるかな?


自分の言葉と声で。

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無題

>  創る際の気持ちから もう決めているんだよ。

>  例えるなら、どんなに世界的なオーケストラででも
>  美しく響く姿も美しいバイオリンを創ろうとするのか

>   取りあえず合板でもと 形をととのえて音を出せるようにするか。

>   同じことをやっていても
>   人によって当然に 目的やゴールは皆違うだろう。

>   ただ、俺らがやっているのは
>   そういうことや。

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そんなお話を聞かせていただきながら
見せていただいた画像の中の作品の美しいこと。

姿形に言葉の真実と気迫が

はっきりと現れているように感じた。

私の腕に...鳥肌が立っていた


> 前に進み続ける勇気は大切や。

> だけど 時には後戻りする勇気も大事やねん。

> 気になるところを見つけた今その時になら

> まだ ほんの少しの手直しで済むんや。


今度彼等にお会い出来るときまでに

今の私に悔いのないものを創っていく。
  

『ありがとうございます』 だけでは 決して終わらせたくないから。

 

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傷の中の傷

私が創ったものは

鏡面仕上げが多いかな。

実は梨地仕上げなどの方が
美しく仕上げるために難易度は高いのだと
以前目上の方々から伺ったことがある。

・・・つまり、まだまだ未熟モノなんです、はい。

 
 

先のブログに書いた ある工房に伺う際
ペンダントだけでなく、他にも創ったものを
一緒に持参しておりました。

丁寧に仕上げたつもりだったリングがひとつ。

少しばかりの沈黙。

 

「やすりで削った後の仕上げはどうやってる?」


私は日頃の作業の話をさせていただきました。
 

「傷の中の傷だね。
 

削ったあとの傷の深さがちゃんと見えていますか?

 
次の手順に移るタイミングがわかりますか?

 
見えていなければ
まだ判らないかもしれないね。

 
仕上げを甘く見ちゃだめだよ。

いまは解らなくても

続けているうちに 見えるようになるから。」

   
  

結局 この日私は

工房の主さまに、貴重なお時間をいただいて

 
仕上げのお話 だけでなく

やすりの扱い方、重心のかけ方 とか

他にもたくさんのアドバイスをいただきました。

 
私は いったいその内のどれ程を
理解できたのだろうか。。

 
いまは解らなくても近い未来に
気付き、『手』にする日がきますように。

 
----

「君も相当な変人だよ、頑固だしなぁ」

「あは、それはお互いさまかもしれませんね」

そんな話をしながら

駅まで送っていただいて

私は帰路に着きました。
 

お世話になりました。

 
超えたいものがまたひとつ見えました。

心よりありがとうございます。

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うれしくない理由

「あなたって、人に褒められるのが苦手なのね〜」

作品を褒めていただいても素直に喜べない何かを
私はいつも感じている。

桜の枝につぼみが膨らみ始めた頃に

旅の途中、ある工房に立ち寄りました。

宝飾業界の方と伺っていましたので
ダメ元で問い合わせたところ
快く拝見させていただきました(感謝☆)

たまたま身につけていた
ペンダントを見ていただきました。

「計算された不安定さと たまたま出来てしまったものは
 似ているようで全く印象が違うものです。」

・・・ (_ _;)

そうなんです。

昨年までの作品は
思いの全てが形になったのではありません。

『はじめてにしては上出来』?

『こんなのができちゃった』?


それって

自分が100パーセント意図したものじゃあないやんかっ

かと言って

姿をはっきり思い浮かべられるのか?

浮かべられたとして
形にする腕前はどうよ?

 ・
 ・

 ・
 

素直に喜べない理由のひとつに

はっきりと気付いた日

 

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さくらいろ

さくらいろ

体調崩してました。


それでも、仕事休む訳にいかなくて

それでも、自分でやると決めたことは諦めたくなくて足掻いてる。

 
 
先日久しぶりに、Bさんのお宅に伺いました。

どんなに忙しいときでも
この場所で見る美しいものは

魂のごちそうだと想えるほどに
幸せな気持ちになる。


 

この日、テーブルの上には珍しいものが置いてありました。


幾重にも紙を重ね合わせて作られたそれは
反物を染める為の型紙でした。


一面に花びらを広げたような柄で

よく見ると、紙に書かれていた線や文字が
うっすらと浮かんでいるのがわかる。


大切な紙で
大切につくられて

大切な布を彩るために
きっとずっと大切にされてきたんだろうな。


「たくさんの人の手を経て来たんですね、素敵です」

「そうでしょう!?
 しかも『和のアンティークだよね〜』」

 

彼女は私の目の前で
それを額におさめて金具を留めた。

下に重ねられたちりめんの柔らかな色合いが
花びらをさくらいろに染めて
とても美しいと思った。


『はい、これ、あなたへ。
 少し遅くなったけど。。』




  !(。 。*) バースデー!?


手渡された額装に

私は顔がくしゃくしゃになっていた。

 

大好きな『用の美』が 美しい姿で

私の部屋に来てくれました。


 
どこに飾ればいいかしらん


嬉しい悩み、現在進行中。

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